年に100冊の本を読む早大生が同世代読んでほしい本

早大に入学し、インターンシップを通して学歴以外に大切にすべきと気づいたこと。

ストレングスファインダー2.0をやってみて感じた僕にとっての働くことの意義

「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう: ストレングス・ファインダー2.0」という本をみなさんご存じでしょうか??

 

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この本は自分の能力を最大限に活かせる"強み"を徹底診断することができる本です。

僕は最近診断を行いました。

その理由は、僕にとっての働く意義を知りたかったからです。

 

 

順序良くお話したいと思います。

 

きっかけ

 

現在僕はインターンシップを行っていて、そこで営業の仕事をしています。営業の仕事をしている中で、僕は自分自身の成長を感じることができ、それは僕だけではなくチームや会社全体として目に見える結果として現れました。

 

そんな中、とある日、上司からこのような言葉を投げかけられました。

 

「仕事は自分のために行うものではなく、ユーザーのために行うもの。その対価として、金銭が発生するのが仕事だ。」

 

僕はこの言葉を聞かされた時にハッとしました。というのも、僕は確かに数字を伸ばすことができて、チームのエースとまで言われたりもしました。個人的にはそれがとてもとてもうれしくて、周りから自分の努力が認められた気がしました。

僕だけの力ではなく、もちろん周りのメンバーのおかげでもあるので、僕は周りのメンバーへの感謝の気持ちも忘れずに今の僕ができる最大限のことをチームのみんなに還元したいという一心で仕事に取り組んできました。

 

しかし、僕は今までユーザーのために、クライアントのために仕事を行うということを人生で一度も考えたことはありませんでした。

 

僕はいつも「あなたにとっての仕事は?」と聞かれた時に、「部活と同じような感覚です。」と答えてきました。

なぜなら、みんなで一つの目標に向かって切磋琢磨しあい、自分のスキルを磨いていくことに幸せや働きがいを心の底から感じていたからです。

 

しかし、部活と仕事というのは全く持って違います。なぜなら、部活というのはあくまで自分ベクトルだったり、チームみんなへのベクトル(勝利を求めるなど)が中心な考え方ですが、仕事というのはお客さんやユーザーがいて初めて成り立つものであるからです。

 

なので、僕は上司からこの言葉を聞いて、自分はすごく自己中心的な人で自分のためにしか仕事をしていなかったんだなと思ってしまい、気がやんでしまいました。僕には全く持ってそんな意識はなかったのですが、(チームのみんなのために努力するというのは心の底から思っていました)ユーザーのことを一ミリも考えていなかったのは確かです。

そこで、僕は毎日「僕にとって働くと意義ってなんだろう」という答えをたくさんの本を読んで探しました。

 

分析結果

 

そこで、出会った一つの本がこの「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう: ストレングス・ファインダー2.0」という本です。

 

この本はパソコンの診断を通して、自分の隠されている強みを発見するための本です。なぜ、この本を読もうと思ったかというと、

①単純に自分の強みとはなにかということに興味があったから

②働く意義とは人それぞれ違うというのは承知なうえで、自分にとっての働く意義のヒントになるかと思ったから

です。

 

これらの理由をもとにストレングスファインダーを一度行ってみました。

 

すると、僕の強みは

 

1、自我

2、アレンジ

3、目標志向

4、分析思考

5、達成欲

 

でした。

 

一つ一つ軽く解説したいと思います。

 

自我

>自分を重要な存在として認めさせたいという影響力を発揮する資質。

>向上心が高く、プロフェッショナルや成功者として周囲から高く評価されることを好む

>目立つこと、人から認められることが好き

>仕事を自分の人生そのものにしたいという気持ちが強く、何事にも自分色の独自アレンジを加えたいと感じる

>大きなリスクや責任が伴うとしても、重要な役割や立場を与えられることで奮起する

>誰かに管理されるのを極端に嫌う

 

アレンジ

>効率的に成果を出す資質

>変化の激しい状態でも柔軟な思考を持ち、最適解を見つけられる

>複雑な問題に直面してもシンプルな解決策を導く出すことができる

>いろいろな物事を組み合わせて、新しい商品やサービスを生み出す能力にたける

 

目標志向

>ひとたび目標を定めたら、そこに向けて一直線に突き進む資質

>明確な目標を持った仕事に取り組むことを好む

>目標に到達するための詳細な目標設定を得意とする

>常に目標に目が向いていて、個人や集団が仕事の本筋からそれることを阻止できる

 

分析思考

>論理性を大切にする資質

>物事の根本原因を探ることができる

>複雑なことを持ち前の論理的思考力でシンプルにすることが得意

>データに基づいた正しい判断を下すことができる

>データに基づいた判断をするため、周りの意見や感情に流されない

 

達成欲

>生産性を高くすることができる資質

>常に何かを成し遂げたくて、たくさん行動する

>成果を上げるために、生産性を高める工夫をしている

>平日も休日も関係なく、毎日忙しくしていたい

 

これらが僕の強みの解説です。

そして、僕がこれら強みを知って初めて思ったことは「本当にあっている!」ということです。

 

例えば、僕の強み第一位の「自我」について。

僕はとにかくなにか物事があったらその場の中心にいたい性格です。例えば、高校1年生のころなど常にクラスの中心的な存在でありたいなと心から感じていました。そのためにみんなを楽しませるにはどうすればいいだろうとたくさんふざけてきました。(その結果、男子には好かれたけど、女子には嫌われることもたびたび笑)今ではかつてのクラスメイトに「あんろくはクラスのドンだった」と言われるほどです。笑

また、仕事においても僕はチームに深く携わりたい、なんなら中心的な存在になりたい、周りから認められたいと強く感じています。僕はミーティングなどでも積極的に発言をしますし、僕の成果が出ていないときにはそれが私生活のQOLにまで影響を及ぼします。さらに、チームでの飲み会の場なども僕は僕の話をみんなに聞いてほしいという気持ちがとてもあります。(その結果、チームメンバーからはうるさいとよく言われますが笑)

こんな僕にとっての僕の強み1位である「自我」は僕のアイデンティティに近いのかなとも思ったりします。

 

その他の分析についても僕はすごく心当たりがあります。

例えば、「アレンジ」だと、僕は友達などと遊びに行くときなどは常に旅行の日程や旅行先、レンタカーの予約などを積極的に行います。なぜなら、僕が思う一番楽しいプランで動きたいと考えているからです。

また、「目標志向」「分析思考」「達成欲」にしても、かつて営業成績がチームで最下位だったのにも関わらず、ここまで成果を伸ばせた根幹にこれらの強みが眠っていたからだと思います。

 

僕はこれらの分析結果をチームのみんなに共有すると、みんな驚いていました。というのも、チームが出来上がってから今までに「自我」が一位の強みの人間はいなかったからです。確かにネットで調べてみると、強み一位が「自我」の人間自体が少ないようです。(世界基準で見るとレアリティ―ランキング3位でした)

 

ストレングスファインダーを通した僕なりの働く意義

 

このストレングスファインダーの自己分析を通して、僕は今後どのように仕事をするのか、なんのために仕事をするのかを以下の考えました。

 

「僕は自分が設定した目標を達成することに重点を置き、周りやメンバーに対して結果で実力を示し、還元していく。もちろんその中で、僕の強みである分析やアレンジの能力を生かしていく。また、ユーザーに対しては、結果として僕がやっている仕事が相手のためになればそれでいい」

 

このように今の僕は仕事と向き合っていきたいと思います。

 

なぜこのように思うかというと、そもそもチームとはお互いの強みをサポートし、お互いの弱点を補っていくことが本質だと思うからです。

 

なので、僕は極めてレアな強みである「自我」をもっている存在としてチームに見えていない視点や弱点を今までとは違う角度で補いたいと思います。それが今の僕にできる最大限のチームへの還元だと思いますし、それを行うことによってユーザーにもよりよいサービスを届けられると信じます。

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ちなみに、「自我」の人に向いている職業もちょこっとだけ紹介します。

 

・起業家、社長

・営業職

・マネージャー、プロジェクトリーダー

 

らしいです。

個人的には裁量権が大きい責任が伴う仕事に将来就きたいと感じています。