年に100冊の本を読む早大生が同世代読んでほしい本

早大に入学し、インターンシップを通して学歴以外に大切にすべきと気づいたこと。

【1分で読める】「大人の条件:さまよえる大人たちへ」について

あなたは生きていて、「自分はもう大人かな?」と考えた経験はありますか??

僕は今大学で過ごしていて、周りでよくこの言葉を耳にします。

 

この「大人の条件」という本は簡単に言うと、

ワインバーの50過ぎのマスターがたくさんのお客さんと接してきた経験をもとに

「みんなにはこんなかっこいい大人になってほしい!」ということをつづった本です。

 

みなさんもぜひ「大人」に自分はなれているかどうかを考えながら読んでみてください。

今回は本の中で僕が印象に残っている部分を抜粋しました。

 

また、この本は若者だけに向けられた本ではなく、中年男性や女性にもぜひ読んでほしい本の一つです。

 

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①いつまでも同じ自慢をする大人にはなるな

周りに大学受験の自慢をする人たちっていますよね?入試で何点をとったとか、あそこの大学には滑り止めで受かったとか。

しかし、今になってその自慢ってどうでもよくないですか?

自慢はだれしもが生きていてすることと思います。

しかし、自慢というのはおそらくその人にとっての人生のピークがほとんどでしょう。

あなたのピークを一度見直してみてください。それはあなたのがんばれたことはそれだけですか?? だとしたら、別の自慢を作れるように今を見つめなおしてみてください。

 

 

②自分のことを過大評価するな

合コンでよく「今回の女性陣は微妙だった」「今回の男性陣ははずれだった」という話聞きませんか?

しかし、おそらくそんなことを言われている当人も同じように思っているはずです。

落語では面白い言い回しがあって、「自分より劣っている語り手だなと思うときは、その人と自分は同じくらいのレベルである」という言い回しです。

結構心理を突いている言葉だと思います。自分のことを過大評価していませんか?

 

③だれかのことを嫉妬するのは自分がうまくいっていない証拠

人間なので嫉妬をすることは仕方がないことだと思いますし、みなさんもしたことくらいあると思います。例えば、「なんであんなブ男に彼女ができて、おれにはいないんだ?」みたいなこと。

しかし、自分に本当に自信があって美人な彼女がいる時にあなたは同じような嫉妬をするでしょうか?一度自分ことを見つめ直してみましょう。

 

④あなたは正義のつもりではだれかは傷ついている

最近ツイッタークソリプってありますよね?彼らのほとんどは主に正義感から発言をしていて、本人は傷つけている自覚はないそうです。

例えば、有名人のツイートに対して、「その発言は不適切だと思います」のように。

しかし、いわれた本人は必ず傷ついています。あなたは自らの勝手な正義感から人を傷つけていませんか?

 

⑤思い込みの強い人をさげすむな

生きていてこの人変だなと煙たがった経験はありませんか?

確かに一見するとその人はおかしな人にみえるかもしれません。

しかし、革命を起こす人のほとんどは変人だと言いますし、その人の思い込みが強ければ強いほど成功する可能性が高いと言います。(ゼロトゥワンより引用)

あなたは成功する可能性がある人をさげすんでいませんか??

 

⑥人の意見を聞き入れろ

世の中には独創的なクリエイターが数多くいます。

その人たちみたいになりたくて自分の個性をつらく抜く人はたくさんいますが、本当の天才たちに共通していることは「人の意見を素直に聞き入れること」です。

あなたはなにかに固執して人の意見をおざなりにしていませんか?

 

⑦周りから慕われる人になれ

一流と二流の違いってなんでしょう?

おそらくですが、どちらも能力としては変わりないと思います。唯一の違いは能力だけでなく周りの人がこの人を本当に応援したいかどうかだと思います。

ただの仕事ができる人になるのではなく、不格好な姿もさらけ出しながら、周りの人たちを巻き込んでいきましょう。

 

 

⑧男性はみな勘違い野郎

よく男性陣のあなたは生きていて、「あの子おれに気がありそうだな」とか「デートも行ったんだし、キスくらいしてもいいだろう」と思ったが、女性は全くあなたには好意をよせていなかったという経験ありますか?

男性は生まれながらにしてそういう生き物なので仕方がないのです。

だからこそ大事なのは、「自分は今勘違いしているのではないか?」と常に疑うことです。

 

⑨男でも香水をつけろ

なにかの概念で日本人は香水をつけるのは女性だけと勘違いしている人がほとんどです。実際に日本人男性の1割程度しか香水を利用していないそう。

しかし、世の中の女性の7割程度は男性が香水を利用してほしいと思っているらしい。

あなたは香水を使っていますか??

 

⑩女性を誘うときは漠然とではなく、具体的に誘え

女性をデートに誘いたいときによく遠回しに誘ったり、食事に漠然と誘ったりする人いますよね?

しかし、女性は「自分に好意を寄せてくれている」と思うと嬉しい生き物だそうです。

なので、漠然とではなく「君が好きなお肉のお店でいいところ知っているから食事に行こう」と誘うべきです。

だれにでも通用するような言い回しはよしましょう。自分ではなく女性全般に言っているように思われます。

 

⑪男は女に好きという気持ちだけを伝えろ

日本は告白文化で好きになったらすぐに「付き合ってください」というが、それはやめておきましょう。なぜなら、女性は先ほども言ったとおり「自分に好意を寄せてくれている」と感じると嬉しい生き物だからだ。

なので、告白をして「そんな風に意識していなかった」と言われ後悔するのではなく、「あなたのことが好きです。時間があるときに食事に付き合ってください」と伝えよう。

 

⑫おじさんはおじさんにできることを若者にしよう

おじさんはおじさんという理由だけで若者から嫌われてしまいがちです。その中でもおじさんが嫌われるワードトップ3を紹介します。

1.「あれ、俺がやったんだよ」

>もし本当にすごいことを成し遂げていたら、自らそんなことをいうかっこいいおじさんはいません。孫正義は自ら「PayPayおれが始めたんだよ」ていうでしょうか??

2.「俺あの人と知り合いなんだよ」

>人は生きていたらなにかのご縁で知り合いは必ずいます。しかも、知り合い程度なら言わないほうがいいでしょう。さらに、その人今からここに呼ぼうか?というのは迷惑でしかありません。

3.「話しているときの口がくさい」

>これはワードではないのですが、最悪ですよね。高齢になるにつれ唾液の分泌量が減るので、自覚をもってケアは必ず行うべきです。

 

⑬不倫は時間の無駄

最近不倫する人たちよくいますよね。さらに、おじさんと若い女の子との不倫はいつの時代でも潰えません。しかし、そんな不倫は絶対にしないほうがいいです。

なぜなら、おじさんは基本的にこれらの自己中心的な動機で不倫をするからです。

1.若いころにモテなかったから、今になって青春を取り戻したい。

2.年を取ってしまった今、自分は男としての価値は下がっていないかを確認したい

の2つです。自己中すぎますよね。

 

そして、マスターはよく女性のお客からこんな話を聞くそうです。

「今は30過ぎで婚活をがんばっているけど、若いころに不倫をしたことがある。5年くらい彼と付き合っていたけど、その時間を婚活に充てていれば今私は苦労していない」

おじさんたちはこんな風に自分の自己中な考えで彼女らの時間を奪っています。

不倫は絶対にしないほうがいいです。

 

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どうでしょうか?

みなさんはここまで読んでみて、自分は大人になれているかを判断できたでしょうか??

今回は僕が印象に残った部分のみを抜粋して要点のみに絞りましたが、実際の本ではマスターの長年お客を見てきて思ったことやエピソードが書き綴られています。

もし興味がある方はぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか??