年に100冊の本を読む早大生が同世代読んでほしい本

早大に入学し、インターンシップを通して学歴以外に大切にすべきと気づいたこと。

【1分で読める】考える技術・書く技術 日本人のロジカルシンキング実践法 入門編について

みなさん働いていて新しい事業を立てることや、企画書の作成、何かを提案するなどの経験はありますか?しかし、それと同時に自分の考え自体は存在してもうまく発表できない、伝えられないという経験もあるでしょう。僕も実際にその一人です。

 

この本は筆者が某米コンサルティング会社に勤めている際に学んだライティングの技術をもとに、日本人はどのように企画書の作成やメールライティング作成すればいいのかをまとめた本です。

 

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そして、この本の中で僕が最も印象に残っているのは、

「OPQ分析」です!

 

 

それでは、まずOPQ分析について語るまでに前置きとして、

筆者はライティングとは書くプロセス以前に考えるプロセスが存在し、その考えるプロセスが一番大事だと主張しています。

 

その中で最も大事なのが、このOPQ分析です。

OPQ分析とは、

O:Objective:理想

P:Problem:問題

Q:Question:読み手の疑問

のことです。

詳しくお話していきたいと思います。

 

まず、文章を記述する際に大事なのは読み手の目線に立つことです。

彼らはみな多忙でたくさんの文章を毎日読む必要があります。そんな彼らに対して読みづらい文章だったり、なにを伝えたいのかがわかりずらい文章を書くのは大変失礼ですし、読まずに捨てられる可能性もあります。

なので、読み手の立場に立って「読み手にとって魅力的な文章を作るのはどうしたらいいだろう?」と考える必要があります。

そこで使うのがOPQ分析です。

 

基本的にOPQ分析には3つのステップが存在します。

まず考えるべきことは、彼らは常になにかしらの問題を抱えていて、解決しようとしていることです。つまり、

①Objective: 相手にとっての理想的な状態はなんだろうか?

です。

 

例えば、読み手にとって売り上げを伸ばすことが最終的な目標だった場合に

O:売り上げを伸ばすこと

と設定します。

 

そして、実際に読み手はその理想を実現するために困っているはずです。なので、次に考えるべきことは

②Problem:その理想を実現するには何を問題として認識しているのか?

です。

 

例えば、読み手にとって売り上げを伸ばすために障壁となっていることが、競合他社の拡大だった場合、

P:競合他社の拡大

と設定します。

 

最後にその問題を解決するにあたって読み手はの疑問を考えます。

それが、

③Question:読み手は今どんな疑問を抱いているだろう

です。

 

先ほどの例にのっとると、読み手は競合他社の拡大を阻止するためにはどうすればいいのか?と考えているでしょう。そうなった場合に、

Q:競争相手の拡大を止めるためには?

と設定する。

 

その読み手のQの部分に対する答えを文頭に持ってくればOPQ分析を通した読み手を引き付ける文章が完成します。

意外と簡単ですよね!

 

最後にまとめを書きます。

 

まず、自分の提案を読んでもらい理解してもらい魅力的に感じてもらうためには相手の立場に立つことが最も大事です。

そこにおいて使われるのがOPQ分析であります。

①Objective:読み手にとっての理想

②Problem:理想を実現するための問題や障壁

③Question:読み手が抱いている疑問

最後にその疑問に対しての答えを文頭に持ってくればOKです!

 

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この本には実は続きがあって、読み手の疑問に対しての答えを導き出したあとに

「どうやってその答えを読み手に採用してもらえるか?」が書かれています。

次の記事でその点について触れたいと思うので、ぜひ見てくれると嬉しいです!

 

【1分で読める】直観と論理をつなぐ思考法について

今まで生きていてあなたは「本当はこんなことがやりたんだけどな」という感覚に陥ったことがないだろうか??

 

仕事をしていて、学生をしていて今やっていることに違和感を感じて、起業してみたいだったり、なにか事業を起こしてみたいという風に感じたことが誰しもがあるだろう。

 

ただ、実際にそれを思うことと実行して成功することは全く持って違う。

「どんなにいい考えがあっても成功できないならやらないで今の暮らしでいいかな」と感じている人にはぜひこの本を読んでみてほしい。

 

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この本はその「直観(妄想)」と「論理」をつなぎ合わせ

・その直感を行動に落とし込むにはどうすればいいか?

・その行動を成功させるためにはどうすればいいか?

の2点について語られている。

 

 

端的にいうと答えはこうだ。

「あえて論理や戦略から始めない」

 

なぜなら、これらはすべてデータや過去に依存しているからである。

 

確かに一見するとデータや過去に依存していることはいいのかもしれない。

しかし、今のこの世の中はVUCAと言われる。

V: Volatility (変動制)

U: Uncertainty (不確実性)

C: Complexity (複雑性)

A: Ambiguity (あいまいさ)

 

これらがそろった現代において今までの過去やデータに依存した戦略や論理は確実に淘汰される。

 

今まで数々の成功を収めて全世界に影響力を及ぼしている人間は

イーロンマスク:「2035年までに全人類を火星に移住可能にする」

ラリーペイジ:「もしすべてのウェブサイトをダウンロードできて、そのリンク先を記録できたらどうなるだろう?」

サルマン・カーン:「質の高い教育を、無償で世界に提供するには?」

という風にデータや過去に依存してはおらず、常に時代に先行した考えを持っている人たちがほとんどである。

 

そして著者はこのような考えがこれから成功するためには必要で、それを

「ビジョンドリブン」な考えだという。

 

そのために必要なステップは以下の4つである。

①妄想する

>そもそもなんのためにそれを行うのか?

②知覚する

>インプットの幅を増やす

③組み換えする

>独自性を追求する

④表現する

>アウトプットを徹底する

 

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ポイントとして、これら4つを実行していくうえで何より大事なことは、

「水平思考」を徹底して行うことである。

水平思考についての細かい説明は僕が以前載せた「天才たちの思考法」を参照してほしい。

 

 

 

an6-1027studentaffiliate.hatenablog.com

 

水平思考を単純に言うと、

>常識を疑う

>ありのままを知覚する

の2点が大事である。

 

 

そして、この①から④のステップをいかに速い回転で

「具体化→フィードバック→具体化」

を行えるかが大事だと説く。

 

実際にマシュマロチャレンジという実験(マシュマロとスパゲッティとマスキングテープでいかに高い塔を作れるかという実験)を行った際の結果が、

1位:エリート建築家

2位:エリート経営陣

3位:幼稚園児

である。

 

つまり、幼稚園児に他の優秀な社員やMBA大学生たちが負けたのだ。

これはなぜかというと、頭がいい人たちほど綿密に計画を重ねたうえで時間制限ぎりぎりに実践に移して失敗をしたからだ。

それに比べて幼稚園児は作業を行っていく中で考えるということを行った。その結果、勝利できたという。

 

ここから僕がなにを伝えたいかというと、

大事なのは①~④のステップを水平思考を通して行いながら、

何度も実践し(具体化)、失敗して考える(フィードバックをもらう)、そしてまた実践を繰り返す方ことが大事ということである。

 

最後にまとめると、

まず現代で成功を収めるのにあたって大事なことは論理やデータに基づいた考えではなく、自分の直感や妄想を原動力に考えていくこと。(ビジョンドリブン)

そのためには、まず

①そもそもなんのためにやるのか?

②そのための知識を増やす

③自分にあった形を考える

④具体化し、失敗を重ねる

 

これら4つを水平思考を通して行う必要がある

ということである。

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以上が「直観と論理をつなぐ思考法」の簡単なまとめである。

実際にこの本はすごく複雑な内容ですべて理解するのには時間がかかってしまうが、とても興味深い本なのでみなさんにもぜひ手にとって読んでほしいと感じる。

【1分で読める】「大人の条件:さまよえる大人たちへ」について

あなたは生きていて、「自分はもう大人かな?」と考えた経験はありますか??

僕は今大学で過ごしていて、周りでよくこの言葉を耳にします。

 

この「大人の条件」という本は簡単に言うと、

ワインバーの50過ぎのマスターがたくさんのお客さんと接してきた経験をもとに

「みんなにはこんなかっこいい大人になってほしい!」ということをつづった本です。

 

みなさんもぜひ「大人」に自分はなれているかどうかを考えながら読んでみてください。

今回は本の中で僕が印象に残っている部分を抜粋しました。

 

また、この本は若者だけに向けられた本ではなく、中年男性や女性にもぜひ読んでほしい本の一つです。

 

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①いつまでも同じ自慢をする大人にはなるな

周りに大学受験の自慢をする人たちっていますよね?入試で何点をとったとか、あそこの大学には滑り止めで受かったとか。

しかし、今になってその自慢ってどうでもよくないですか?

自慢はだれしもが生きていてすることと思います。

しかし、自慢というのはおそらくその人にとっての人生のピークがほとんどでしょう。

あなたのピークを一度見直してみてください。それはあなたのがんばれたことはそれだけですか?? だとしたら、別の自慢を作れるように今を見つめなおしてみてください。

 

 

②自分のことを過大評価するな

合コンでよく「今回の女性陣は微妙だった」「今回の男性陣ははずれだった」という話聞きませんか?

しかし、おそらくそんなことを言われている当人も同じように思っているはずです。

落語では面白い言い回しがあって、「自分より劣っている語り手だなと思うときは、その人と自分は同じくらいのレベルである」という言い回しです。

結構心理を突いている言葉だと思います。自分のことを過大評価していませんか?

 

③だれかのことを嫉妬するのは自分がうまくいっていない証拠

人間なので嫉妬をすることは仕方がないことだと思いますし、みなさんもしたことくらいあると思います。例えば、「なんであんなブ男に彼女ができて、おれにはいないんだ?」みたいなこと。

しかし、自分に本当に自信があって美人な彼女がいる時にあなたは同じような嫉妬をするでしょうか?一度自分ことを見つめ直してみましょう。

 

④あなたは正義のつもりではだれかは傷ついている

最近ツイッタークソリプってありますよね?彼らのほとんどは主に正義感から発言をしていて、本人は傷つけている自覚はないそうです。

例えば、有名人のツイートに対して、「その発言は不適切だと思います」のように。

しかし、いわれた本人は必ず傷ついています。あなたは自らの勝手な正義感から人を傷つけていませんか?

 

⑤思い込みの強い人をさげすむな

生きていてこの人変だなと煙たがった経験はありませんか?

確かに一見するとその人はおかしな人にみえるかもしれません。

しかし、革命を起こす人のほとんどは変人だと言いますし、その人の思い込みが強ければ強いほど成功する可能性が高いと言います。(ゼロトゥワンより引用)

あなたは成功する可能性がある人をさげすんでいませんか??

 

⑥人の意見を聞き入れろ

世の中には独創的なクリエイターが数多くいます。

その人たちみたいになりたくて自分の個性をつらく抜く人はたくさんいますが、本当の天才たちに共通していることは「人の意見を素直に聞き入れること」です。

あなたはなにかに固執して人の意見をおざなりにしていませんか?

 

⑦周りから慕われる人になれ

一流と二流の違いってなんでしょう?

おそらくですが、どちらも能力としては変わりないと思います。唯一の違いは能力だけでなく周りの人がこの人を本当に応援したいかどうかだと思います。

ただの仕事ができる人になるのではなく、不格好な姿もさらけ出しながら、周りの人たちを巻き込んでいきましょう。

 

 

⑧男性はみな勘違い野郎

よく男性陣のあなたは生きていて、「あの子おれに気がありそうだな」とか「デートも行ったんだし、キスくらいしてもいいだろう」と思ったが、女性は全くあなたには好意をよせていなかったという経験ありますか?

男性は生まれながらにしてそういう生き物なので仕方がないのです。

だからこそ大事なのは、「自分は今勘違いしているのではないか?」と常に疑うことです。

 

⑨男でも香水をつけろ

なにかの概念で日本人は香水をつけるのは女性だけと勘違いしている人がほとんどです。実際に日本人男性の1割程度しか香水を利用していないそう。

しかし、世の中の女性の7割程度は男性が香水を利用してほしいと思っているらしい。

あなたは香水を使っていますか??

 

⑩女性を誘うときは漠然とではなく、具体的に誘え

女性をデートに誘いたいときによく遠回しに誘ったり、食事に漠然と誘ったりする人いますよね?

しかし、女性は「自分に好意を寄せてくれている」と思うと嬉しい生き物だそうです。

なので、漠然とではなく「君が好きなお肉のお店でいいところ知っているから食事に行こう」と誘うべきです。

だれにでも通用するような言い回しはよしましょう。自分ではなく女性全般に言っているように思われます。

 

⑪男は女に好きという気持ちだけを伝えろ

日本は告白文化で好きになったらすぐに「付き合ってください」というが、それはやめておきましょう。なぜなら、女性は先ほども言ったとおり「自分に好意を寄せてくれている」と感じると嬉しい生き物だからだ。

なので、告白をして「そんな風に意識していなかった」と言われ後悔するのではなく、「あなたのことが好きです。時間があるときに食事に付き合ってください」と伝えよう。

 

⑫おじさんはおじさんにできることを若者にしよう

おじさんはおじさんという理由だけで若者から嫌われてしまいがちです。その中でもおじさんが嫌われるワードトップ3を紹介します。

1.「あれ、俺がやったんだよ」

>もし本当にすごいことを成し遂げていたら、自らそんなことをいうかっこいいおじさんはいません。孫正義は自ら「PayPayおれが始めたんだよ」ていうでしょうか??

2.「俺あの人と知り合いなんだよ」

>人は生きていたらなにかのご縁で知り合いは必ずいます。しかも、知り合い程度なら言わないほうがいいでしょう。さらに、その人今からここに呼ぼうか?というのは迷惑でしかありません。

3.「話しているときの口がくさい」

>これはワードではないのですが、最悪ですよね。高齢になるにつれ唾液の分泌量が減るので、自覚をもってケアは必ず行うべきです。

 

⑬不倫は時間の無駄

最近不倫する人たちよくいますよね。さらに、おじさんと若い女の子との不倫はいつの時代でも潰えません。しかし、そんな不倫は絶対にしないほうがいいです。

なぜなら、おじさんは基本的にこれらの自己中心的な動機で不倫をするからです。

1.若いころにモテなかったから、今になって青春を取り戻したい。

2.年を取ってしまった今、自分は男としての価値は下がっていないかを確認したい

の2つです。自己中すぎますよね。

 

そして、マスターはよく女性のお客からこんな話を聞くそうです。

「今は30過ぎで婚活をがんばっているけど、若いころに不倫をしたことがある。5年くらい彼と付き合っていたけど、その時間を婚活に充てていれば今私は苦労していない」

おじさんたちはこんな風に自分の自己中な考えで彼女らの時間を奪っています。

不倫は絶対にしないほうがいいです。

 

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どうでしょうか?

みなさんはここまで読んでみて、自分は大人になれているかを判断できたでしょうか??

今回は僕が印象に残った部分のみを抜粋して要点のみに絞りましたが、実際の本ではマスターの長年お客を見てきて思ったことやエピソードが書き綴られています。

もし興味がある方はぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか??

 

 

【ラテラルシンキング】意外と知られていないおすすめのビジネス書「天才たちの思考法」について

みなさんはラテラルシンキングという言葉を聞いたことがあるでしょうか??

僕はこの本を読む以前にその言葉を聞いたことがなく、ロジカルシンキングがすべてだと思っていました。

しかし、この世の中を動かしている、もしくわ動かした人々(スティーブ・ジョブズ、ココ・シャネルなど)はロジカルシンキング以外にラテラルシンキングを駆使していたと言われています。

 

それでは、ラテラルシンキングとは具体的になんなのかを僕が「天才たちの思考法」を読んで知ったことからみなさんにシェアできればと思います。

 

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ラテラルシンキングとは?

 

ラテラルシンキングを端的に言うと、物事を多視点で眺める思考を言います。

具体的には、ある物事について主観を交えずにありのままを見て受け入れることです。

わかりやすく例を使って説明しましょう。

 

1940年代に心理学者カール・ドゥンガーによって行われた有名な「ロウソク実験」というものがあります。それは画びょうとマッチが入っている箱を被験者の方々に渡して、ロウソクを壁に立てかけるにはどうすればいいかを観察した実験です。

すると、ほとんどの被験者は画びょうを使ってロウソクを壁にくっつけようしたり、ロウソクに火をともしてロウで壁にくっつけたりするのですが、うまくいきませんでした。

しかし、ここで発想を変えて物事を多視点からとらえてみるとどうでしょうか?

画びょうとマッチが入っていた箱をただの「入れ物」ととらえずに、ロウソクの台として使える道具としてとらえたらどうでしょうか??

そうすると、画びょうで箱を壁に留めて、その上にロウソクを立てればいいだけの話ですよね。

このような考えかたをラテラルシンキングといいます。箱をただの入れ物という前提をでなく、一つの道具として認識できるかという多角的な視点がない限りこの問題は突破できませんでした。

 

それでは、この「ロウソク実験」はロジカルシンキングで通用するでしょうか?

結論からいうと、NOです。通用しません。

なぜなら、ロジカルシンキングを行う際に、まず初めに必要となるMECEなどの分類を行うときにすでに箱を一つの入れ物として分類してしまっては永遠に問題の答えが見えてこないからです。

このように何か問題を解決したり、新しいアイデアを生み出すにおいて物事を分類して解決しようと試みるロジカルシンキングだけでは足りない点があります。

それを補うものがラテラルシンキングです。

 

社会でラテラルシンキングが通用するのか??

 

実際に数多くの偉人がこのラテラルシンキングを駆使してイノベーションを起こし続けてきました。

例えば、かの有名なスティーブ・ジョブズはコンピュータをただのコンピュータとして認識せず、前提を取っ払うことによって一人一人が持ち運ぶことが可能であるアイフォンを生み出すことに成功しました。

また、シャネルブランドの創始者であるココ・シャネルもその一人です。かつてヨーロッパの女性はコルセットをつけて重いドレスを着ることが一般的だったのにも関わらず、彼女はその前提条件をすべてぶっ壊して女性用のスーツを作り始めました。それが今や有名なシャネルの成功の要因の一つであったり、女性が社会進出を始めた一つのきっかけとなっています。

 

意外と簡単なのではないか??

 

ここまで読んでくれた人たちにとってこのラテラルシンキングがロジカルシンキングと比べて簡単なのではないか?自分にもできるのではないかと考えている人たちもいるでしょう。そのように考えてしまうのは仕方がないことです。なぜなら、今やスマホやアイフォンは当たり前のものですし、スーツをつけている就活中の女性やOLさんたちをたくさん見かけるからです。

しかし、これらはかつてスティーブ・ジョブズやシャネルの時代にはありえない話でした。画期的な考え方、つまり誰も思いついたことがないような考え方を行うラテラルシンキングがいかほどにむずかしいのかを皆さんに実感してほしいと思い、問題を用意しました。ぜひ解いてみてください!

 

 

【設問】

次の10項目をすべて読んでから問題を解いてください

 

1.7個のリンゴを3人で公平に分けるには?

2.夜中の3時に玄関のベルを押す訪問者。寝室にいるあなたが最初に開けるものはないか??

3.日本で人気の「カラオケ」。英語では何というか?

4.英語で幽霊はゴースト。ではカッパを英語でなんというか?

5. 直径70センチのタイヤがある。1回転すると何センチ進む?

6.北極から赤道までの1万分の1の長さが1キロメートルだという。そんな値がぴったりになる偶然がありうるだろうか?

7.1円玉と1万円札はどちらが重いか?

8.ここまでの問題で誤りはいくつあったか??

9.1から8までの問題で「で」は何個出現したか?

10.1から9までを完全に無視して「ラテラル」とつぶやく。1から9まで1問でも答えたら誤りとします。

 

 

解答

どうだったでしょうか??

皆さんは「10項目をすべて読んでから」と書いてあるにも関わらず、最初に問題を解いた後につい解答を見てしまいましたよね??

「すべてよく読んでから」と書かれていてもすぐに解答に飛びついてしまう。これは今までテストや問題を解くときに習慣になっているためなかなか抜けないものです。

このような習慣や当たり前という認識をすべて取っ払って、多角的にありのままの物事を受け入れることをラテラルシンキングと言います。

意外と難しかったのではないでしょうか??

 

 

ラテラルシンキングとロジカルシンキングの関係性

ここまでラテラルシンキングについて詳しくお話しましたが、最後にラテラルシンキングとロジカルシンキングの関係性について話したいと思います。

ラテラルとは日本語で「側面」という意味です。つまり、分類された物事を深めていくロジカルシンキングとは逆に浅く広く多角的に物事を捉えていくという意味です。

 

ビジネスを行う際には、まずラテラルシンキングで物事を分類する前に新しい捉え方を発見する。

そのあとにMECEでうまく漏れやダブりがないように分類して深く掘り下げていくような分析を行うといいでしょう。

 

簡単にいうと、

イデアとは

ラテラルに物事を広げ幅広い選択肢を作った後に、ロジカルに物事を分類し絞っていくことで生まれます。

 

ラテラルシンキングに必要な3つの力

 

最後にラテラルシンキングを行う際に必要な3つの力である

1.前提を疑う

2.抽象化

3.セレンディピティ

を紹介したいと思います。

 

1.前提を疑う

 

一つ目の前提を疑うとは、「今までの定義はこれからも通用するのか?」と疑うことです。新しい前提を知ることで、既存の知識や前提を超えて新しいアイデアを作り出すことができるのです。

かつてアフリカでは蚊を媒介する伝染病が流行していました。その際、数多くの専門家の方々はどのように蚊を撲滅させられるかをひたすら考えていました。しかし、現地には蚊を繁殖させるヤブがたくさんあったこともあり、すべての問題を解決するには莫大は費用と時間がかかってしまいます。

 

その時に日本で古来から使われている蚊帳が国際会議で紹介され、伝染病の予防に役立ったのです。

専門家の方々は蚊を撲滅するにはという問いをひたすら考えていましたが、「蚊がいても伝染しないためには?」と考えることでより効率がよく、単純な解答を導く出すことに成功しました。

このようにラテラルシンキングとはすべての物事の前提を疑うことで新しいアイデアを作り出すことができるのです。

 

2.抽象化

 

2つ目の抽象化とは、「物事の本質は何か」を考えることです。この場合は物事の本当の目的はなんなのかです。物事の本質を見抜き、似ているものを多く見つけることができれば、今までにない組み合わせからアイデアを生み出すことができます。

 

AKB48を例にとって考えてみましょう。秋元康は2005年に50名前後の若いアイドルグループであるAKB48をプロデュースしました。以前にもアイドルグループは実際に存在したのですが、彼は抽象化を行い画期的なアイドルを作りことに成功しました。

 

まず、若いアイドルグループを抽象化すると「未成熟な人間の集まり」と言えます。そこで、同じく発達段階の子供たちが集まる「学校」を連想したのです。そこで彼女らをチームA、チームBなど学級のようにグループ分けを行い、切磋琢磨させることを考えました。さらに、委員長の投票などを行うように選挙の制度を入れました。また、メンバーが卒業していくことで、新しいメンバーを受け入れ常に新鮮なメンバーを供給できるようにしました。

 

このようにラテラルシンキングを行う際に、抽象化を行うことによって物事の本質を見抜き、似ている事柄から新しいアイデアを想像できるのです。

 

3.セレンディピティ

セレンディピティとは、偶然の出来事や目に入ってくる情報を今ある問題と関連付けたり、なにか別のことに利用する力です。

例えば、矢野博丈氏のお話がわかりやすい例になるかと思います。ある日、彼は自分の小さなお店で品出しを行っている際に、お客さんに「これいくら?」と聞かれ値付けするのを面倒に感じたため、とっさに「100円でええよ」と答えました。すると、別のお客さんにも同じことを聞かれ、毎回答えるのが面倒になって結局すべてを100円にしました。実はこの「100円でええよ」の一言から100円ショップ「ダイソー」が作られたのでした。

この例をみるとこの成功はただの偶然のように思えるかもしれません。

 

しかし、ラテラルシンキングを行える人物は常にどんな小さなことや情報でも利用できるのではないか?と考えています。

 

 

まとめ

このような3つの力を駆使してラテラルシンキングを行うことができます。

大抵はまず前提を疑うところから始まり、本質を問いながらさまざまな組み合わせを探しているうちに、セレンディピティに巡り合い、アイデアが形になっていくことが多いのです。

 

僕は今まで数々の本を読んできました。その中でよく目にするのは「やりたいことをなんでもやりなさい。何度も挑戦を重ねているうちに成功がついてくる」というメッセージです。(仕事は楽しいかね?など)

 

例えば、今では有名なコカ・コーラです。もともとはある科学者が薬の調合に失敗したものを本当はだめなのに密かに味見をして、おいしいと感じた研修者がきっかけだと言われています。

また、ジーンズで有名なリーバイスはもともとアメリカで盛んだった鉄鋼業の人たちがなにか丈夫で身動きがとりやすい服はないかと適当に探しているうちに出来上がったと言われています。

 

僕はこれらの本を読んで、「とりあえずやりたいことをやって何度も挑戦すればいいんだ!」と感じていました。

しかし、今回のラテラルシンキングについて学び、実際はただやりたいことをやって幸運が訪れるだけでなく、自らアンテナを立ててラテラルシンキングを行うことによって世の中にインパクトを与える物事と出会えると知りました。

 

みなさんもぜひロジカルシンキングのみでなくラテラルシンキングを駆使し、画期的なアイデアを想像してください。

 

 

【お金の守り方について】リベ大学長を読んで学んだ携帯の通信費を減らす方法

みなさん携帯はどこの会社のものを使っていますか??

ドコモ?auソフトバンク

実は携帯電話の通信費用だけで結構な額を失っていることにお気づきでしょうか??

 

 

 

 

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大手三社を使うと一年で出費が海外旅行一回分?!

大手三社の平均である毎月8000円で換算すると、年間で96000円!!!

気づかぬうちに海外旅行へ行けるくらいの額をいつの間にか失っているのです!

 

この毎月の出費であるスマホ代を減らすために最も有効的な手段が格安SIMなんです!

なんと通信費用が今までと比べて毎月5000円の節約となります!

換算すると、年間で60000円の節約です!

 

・格安 SIMのメリット、デメリット

ただ格安SIMって本当に大丈夫なの??という意見があると思うので、メリットとデメリットを分けてみました!

 

 

デメリット メリット
キャリアメールが使えない  
大手キャリアに比べると時間帯によって通信速度が遅くなることがある 利用料金が毎月5000円ほど安くなる
LINEのID検索が使えない  
通話料金が割高  
違約金発生のため乗り換えが難しい  

 

 

このように見るとデメリットが多すぎるように見えますが、実はそうでもありません!

 

まず、

①キャリアメールが使えないという点について

・今の時代の連絡は基本的にSNS上で行われている

・また、GmailやYahooメールなどで代替可能

 

②大手キャリアに比べると通信速度が遅くなることがある

・LINEなどのSNSを使う分には問題のない速度

・基本的に回線自体は大手会社と同じ回線を利用している

 

③LINE IDの検索ができない

QRコードを送る

・友達やグループ越しに追加する

 

④通話料金が割高

・LINEなどで代替可能

・短い時間の通話なら大手会社と大差がない

 

⑤違約金が発生するため乗り換えられない

・2019年10月1日以降に契約した人は携帯大手3社の違約金が

ドコモ・・基本1000円  au・・1000円 ソフトバンク・・廃止

になっている

・また、長期的に見るとたとえ違約金が発生しても乗り換えたほうがトータルで安くなることが多い

 

これらの5点により今の時代において格安SIMに乗り換える方がメリットが大きい!!

 

 

格安SIMに乗り換えるには??

ここまでで格安SIMに乗り換えたほうがお得なのだと分かったと思うので、ここからは具体的にどのように乗り換えればいいのかを説明します!!

 

1. SIMフリースマホを用意しよう!

(新しくスマホを購入する場合)

・家電量販店やネットショップで購入しよう!

または、乗り換え先の格安SIM会社、中古の携帯を購入するのもお得!

 

(今使っているスマホを使う場合)

・契約中の会社に依頼してSIMロックを解除しよう!

 

2.MNP予約番号を取得しよう!

MNPとは今の電話番号をそのまま使うための手続きに必要な番号のこと。

・現在契約中の会社のショップやウェブでMNP予約を申し込んで取得!

 

3.格安SIM乗り換え先の会社と契約しよう!

・ウェブから申し込める!

・SIMが届いたら差し込んで完了!

 

 

・追記

おすすめ格安SIM会社!

 

docomo回線

・楽天アンリミテット(旧:楽天モバイル)

BIGLOBEモバイル

・イオンモバイル

 

au回線

・UQモバイル

・BIGLOBEモバイル

 

ソフトバンク回線

nuroモバイル

・b-mobile

 

その他

・Y!mobile

ストレングスファインダー2.0をやってみて感じた僕にとっての働くことの意義

「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう: ストレングス・ファインダー2.0」という本をみなさんご存じでしょうか??

 

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この本は自分の能力を最大限に活かせる"強み"を徹底診断することができる本です。

僕は最近診断を行いました。

その理由は、僕にとっての働く意義を知りたかったからです。

 

 

順序良くお話したいと思います。

 

きっかけ

 

現在僕はインターンシップを行っていて、そこで営業の仕事をしています。営業の仕事をしている中で、僕は自分自身の成長を感じることができ、それは僕だけではなくチームや会社全体として目に見える結果として現れました。

 

そんな中、とある日、上司からこのような言葉を投げかけられました。

 

「仕事は自分のために行うものではなく、ユーザーのために行うもの。その対価として、金銭が発生するのが仕事だ。」

 

僕はこの言葉を聞かされた時にハッとしました。というのも、僕は確かに数字を伸ばすことができて、チームのエースとまで言われたりもしました。個人的にはそれがとてもとてもうれしくて、周りから自分の努力が認められた気がしました。

僕だけの力ではなく、もちろん周りのメンバーのおかげでもあるので、僕は周りのメンバーへの感謝の気持ちも忘れずに今の僕ができる最大限のことをチームのみんなに還元したいという一心で仕事に取り組んできました。

 

しかし、僕は今までユーザーのために、クライアントのために仕事を行うということを人生で一度も考えたことはありませんでした。

 

僕はいつも「あなたにとっての仕事は?」と聞かれた時に、「部活と同じような感覚です。」と答えてきました。

なぜなら、みんなで一つの目標に向かって切磋琢磨しあい、自分のスキルを磨いていくことに幸せや働きがいを心の底から感じていたからです。

 

しかし、部活と仕事というのは全く持って違います。なぜなら、部活というのはあくまで自分ベクトルだったり、チームみんなへのベクトル(勝利を求めるなど)が中心な考え方ですが、仕事というのはお客さんやユーザーがいて初めて成り立つものであるからです。

 

なので、僕は上司からこの言葉を聞いて、自分はすごく自己中心的な人で自分のためにしか仕事をしていなかったんだなと思ってしまい、気がやんでしまいました。僕には全く持ってそんな意識はなかったのですが、(チームのみんなのために努力するというのは心の底から思っていました)ユーザーのことを一ミリも考えていなかったのは確かです。

そこで、僕は毎日「僕にとって働くと意義ってなんだろう」という答えをたくさんの本を読んで探しました。

 

分析結果

 

そこで、出会った一つの本がこの「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう: ストレングス・ファインダー2.0」という本です。

 

この本はパソコンの診断を通して、自分の隠されている強みを発見するための本です。なぜ、この本を読もうと思ったかというと、

①単純に自分の強みとはなにかということに興味があったから

②働く意義とは人それぞれ違うというのは承知なうえで、自分にとっての働く意義のヒントになるかと思ったから

です。

 

これらの理由をもとにストレングスファインダーを一度行ってみました。

 

すると、僕の強みは

 

1、自我

2、アレンジ

3、目標志向

4、分析思考

5、達成欲

 

でした。

 

一つ一つ軽く解説したいと思います。

 

自我

>自分を重要な存在として認めさせたいという影響力を発揮する資質。

>向上心が高く、プロフェッショナルや成功者として周囲から高く評価されることを好む

>目立つこと、人から認められることが好き

>仕事を自分の人生そのものにしたいという気持ちが強く、何事にも自分色の独自アレンジを加えたいと感じる

>大きなリスクや責任が伴うとしても、重要な役割や立場を与えられることで奮起する

>誰かに管理されるのを極端に嫌う

 

アレンジ

>効率的に成果を出す資質

>変化の激しい状態でも柔軟な思考を持ち、最適解を見つけられる

>複雑な問題に直面してもシンプルな解決策を導く出すことができる

>いろいろな物事を組み合わせて、新しい商品やサービスを生み出す能力にたける

 

目標志向

>ひとたび目標を定めたら、そこに向けて一直線に突き進む資質

>明確な目標を持った仕事に取り組むことを好む

>目標に到達するための詳細な目標設定を得意とする

>常に目標に目が向いていて、個人や集団が仕事の本筋からそれることを阻止できる

 

分析思考

>論理性を大切にする資質

>物事の根本原因を探ることができる

>複雑なことを持ち前の論理的思考力でシンプルにすることが得意

>データに基づいた正しい判断を下すことができる

>データに基づいた判断をするため、周りの意見や感情に流されない

 

達成欲

>生産性を高くすることができる資質

>常に何かを成し遂げたくて、たくさん行動する

>成果を上げるために、生産性を高める工夫をしている

>平日も休日も関係なく、毎日忙しくしていたい

 

これらが僕の強みの解説です。

そして、僕がこれら強みを知って初めて思ったことは「本当にあっている!」ということです。

 

例えば、僕の強み第一位の「自我」について。

僕はとにかくなにか物事があったらその場の中心にいたい性格です。例えば、高校1年生のころなど常にクラスの中心的な存在でありたいなと心から感じていました。そのためにみんなを楽しませるにはどうすればいいだろうとたくさんふざけてきました。(その結果、男子には好かれたけど、女子には嫌われることもたびたび笑)今ではかつてのクラスメイトに「あんろくはクラスのドンだった」と言われるほどです。笑

また、仕事においても僕はチームに深く携わりたい、なんなら中心的な存在になりたい、周りから認められたいと強く感じています。僕はミーティングなどでも積極的に発言をしますし、僕の成果が出ていないときにはそれが私生活のQOLにまで影響を及ぼします。さらに、チームでの飲み会の場なども僕は僕の話をみんなに聞いてほしいという気持ちがとてもあります。(その結果、チームメンバーからはうるさいとよく言われますが笑)

こんな僕にとっての僕の強み1位である「自我」は僕のアイデンティティに近いのかなとも思ったりします。

 

その他の分析についても僕はすごく心当たりがあります。

例えば、「アレンジ」だと、僕は友達などと遊びに行くときなどは常に旅行の日程や旅行先、レンタカーの予約などを積極的に行います。なぜなら、僕が思う一番楽しいプランで動きたいと考えているからです。

また、「目標志向」「分析思考」「達成欲」にしても、かつて営業成績がチームで最下位だったのにも関わらず、ここまで成果を伸ばせた根幹にこれらの強みが眠っていたからだと思います。

 

僕はこれらの分析結果をチームのみんなに共有すると、みんな驚いていました。というのも、チームが出来上がってから今までに「自我」が一位の強みの人間はいなかったからです。確かにネットで調べてみると、強み一位が「自我」の人間自体が少ないようです。(世界基準で見るとレアリティ―ランキング3位でした)

 

ストレングスファインダーを通した僕なりの働く意義

 

このストレングスファインダーの自己分析を通して、僕は今後どのように仕事をするのか、なんのために仕事をするのかを以下の考えました。

 

「僕は自分が設定した目標を達成することに重点を置き、周りやメンバーに対して結果で実力を示し、還元していく。もちろんその中で、僕の強みである分析やアレンジの能力を生かしていく。また、ユーザーに対しては、結果として僕がやっている仕事が相手のためになればそれでいい」

 

このように今の僕は仕事と向き合っていきたいと思います。

 

なぜこのように思うかというと、そもそもチームとはお互いの強みをサポートし、お互いの弱点を補っていくことが本質だと思うからです。

 

なので、僕は極めてレアな強みである「自我」をもっている存在としてチームに見えていない視点や弱点を今までとは違う角度で補いたいと思います。それが今の僕にできる最大限のチームへの還元だと思いますし、それを行うことによってユーザーにもよりよいサービスを届けられると信じます。

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ちなみに、「自我」の人に向いている職業もちょこっとだけ紹介します。

 

・起業家、社長

・営業職

・マネージャー、プロジェクトリーダー

 

らしいです。

個人的には裁量権が大きい責任が伴う仕事に将来就きたいと感じています。